
好きなまちで仕事を創る―Address the Smile
編集:NPO法人 ETIC.
出版:TOブックス (2005/10)
この本は、以前にご紹介した「チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える」という本の日本版のような本でした。今、ものすごい勢いのあるNPO法人 ETIC.さんが作られているからこそまた内容も充実!(笑)写真や文章もとても読みやすく、全く知識がなくても気軽に読める本でした。
キーワードとしては、「地域」、「仕事」、「コミュニティ・ビジネス」といったことがあげられます。現在、様々な形(年齢や地域も違えば、活動している形態も異なる)で活躍されている32のコミュニティ起業家の仕事が取り上げながら、コミュニティ起業家の仕事を創る発想について共通する点を探っている本です。「コミュニティ起業家」という言葉はなかなか耳慣れない言葉かもしれませんが、この本では、地域の笑顔のためにアントレプレナーシップ(起業家精神)を発揮して働く人=「コミュニティ起業家」と定義していました。本の冒頭は、「身近にいる誰かを笑顔にすることが、世界の笑顔につながる、そう信じたいと思います。」という力強い一節からはじまっています。好きなまちで仕事を創り、志をもって働くことがきっとaddress the smileにつながっていくんだな!と強く感じさせてくれました。
山積する地域社会の問題。けして、経済セクター先行の思考では解決できないものばかりです。社会セクターの熱い想いと経済セクターの手法を融合させていくことが重要だと思いました。本当に生き生きとして働く方々がたくさんのっていて、読んでいるこちらまでなんだか元気になってきます。「いつかうちの団体もこの本にのれるくらいの活動を展開できたらな〜!」と夢がふくらみました。




