キャンプ・カウンセリング
共著:A.V.ミッチェル/I.B.クロフォード
訳:兼松保一
出版:ベースボール・マガジン社 (1982)
あまり有名な本ではないのですが、野外教育関する名著中の名著です。近年、様々な野外教育に関する団体が設立され、色々な本を出されているいますが、多くの本はレクリエーションや野外生活技術に関するものが多く、野外教育そのものに書かれた本は数少ないと思います。この本は、3回の改訂を経て、その後は幻に消えてしまった本です。なので1982年につくられたもので最後です。とは言っても現代のキャンプ・カウンセリングに通ずる普遍的な野外教育法や教育論は、全く色あせることがありません。特に第2章で取り上げられている「キャンプ・カウンセラー」という章では、野外教育の指導者がどうあるべきかを事細かく書かれており、さらに野外生活の中で生じる問題にどのように対応するべきかも述べられています。
この本は、けして野外教育を専門とする人のための本ではなく、広く子どもや教育に関わるすべての方に参考となる一冊の本です。教育に携わる者は、どうあるべきか?とても考えさせられます。また、後半は野外教育実践のためのノウハウもわかやりやすく項目ごとに写真や絵入りで書かれていますので、ぜひ、ご参考にしていただきたいと思います。



ボクにとっては理論書と言うよりは啓蒙書という感じです。
(兼松保一教授にはお亡くなりになる前サインしてもらいました)
ちなみに「キャンプカウンセラー」の理論書としては「キャンプ その理論と実践」(ミネルバ刊?)と言う名本があり、いろんなところで使わせてもらいました。