
13歳のハローワーク
著者:村上龍
出版:幻冬舎 (2003/12/2)
近年、早期の職業教育が注目を集めはじめています。
「活動日記」で紹介させていただいた「キッザニア東京」もその一つかもしれません。
特に思春期において、「将来は、○○になりたい!」という軸やビジョンをもっている子ともっていない子では、大きく成長にひらきができると思います。
冒頭の「『いい学校を出て、いい会社に入れば安心』という時代は終わりました。好きで好きでしょうがないことを職業として考えてみませんか?」というメッセージは、現代に通ずる職業観だと思います。
この本は、514種類の多方面の職業を紹介している百科事典のような本でした。
小学校高学年、中学校3年生、高校3年生、大学4年生と自分の進路に向き合う時に読んでみると「こんな仕事もあったのか?」と楽しんで読めるのではないでしょうか?
大人になっても知らない職業もたくさんありました!(苦笑)
従来の職業に関する本は、なんだか複雑で読みにくいものばかりでしたが、挿絵なども入れつつ、子ども達に伝えるために試行錯誤した形跡にみられる(!?)わかりやすい言葉で書かれていました。
所々に交えている将来の社会像についての話も興味深く読むことができました。
社会と子どもとの接点がどんどん遠ざかる現代において、働くということもどんどんイメージしにくくなっているのだと思います。
人生の大きな割合を占める労働について、真剣に考える時間をもっともっと増やしていいのではないでしょうか?
日本の労働観を「働く=つまらない」から「働く=楽しい」にしようとすることはとても大切なことだと思います。
進路選択に近づいているお子さんやお友達、後輩への側にそっとおいて置くと役立つかもしれません!(笑)
この本についての公式サイトがありましたので、参考までにリンクしておきます。
【 13歳のハローワーク 公式サイト 】




