
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
著者:James C. Collins
翻訳:山岡 洋一
出版:日経BP出版センター (2001/12/18)
続編だけれど、ビジョナリー・カンパニーの話の一段階前のお話。
世界最高峰の問題解決集団マッキンゼーアンドカンパニーのビル・ミーハンに「『ビジョナリーカンパニー』は素晴らしい本だ。調査も素晴らしいし、文章も素晴らしい。でも、役に立たないんだ」と指摘され、著者がこの本の執筆を思いついたそうです。
「ビジョナリーカンパニー」では、すでに偉大な企業となっている企業の共通する要素を探っていますが、この本では、「いわゆる普通の企業がどのようなプロセスを経て、偉大な企業へと進化を遂げるのか?」という誰しもが興味・関心をテーマを扱っています。
こちらを先に読んでも十分理解できる工夫が施されており、「ビジョナリー・カンパニー」を読んでいない方も楽しんで読めると思います。
今だからこそ誰もが知っている企業へと成長した企業が数あるライバル企業を抜いて大きな飛躍を遂げたのか。
大きな幸運に恵まれたわけでもなく、著名な経営者が入ってきたわけでもない。
どんな企業にもそのチャンスは必ずあるという後半の言葉がとても印象的でした。
一般的な俗説がいかに間違っているかを示唆し、とても衝撃的でした。
「ビジョナリー・カンパニー」と同様、やはりこれは営利組織にだけ言えることではないと思いました。
ミッションの達成を目指して、日々、一生懸命に努力をしている非営利組織にこそ、この本に書かれていることがとても重要だと思います。
ブレないビジョンのもと不断の努力を続けることで身に付いた基礎体力が何も大切であることをこの本が教えてくれました。


