
ビジョナリーカンパニー【特別編】
著者:James C. Collins
翻訳:山岡 洋一
出版:日経BP社 (2006/6/22)
名著の「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
「ビジョナリー・カンパニー 2」の付属論文だそうです。
でも中身は、全く違いま〜す!
これまでの「ビジョナリー・カンパニー」で紹介されてきた法則は、経済セクターを対象に書かれてきましたが、この本では社会セクターを対象として書かれています。
社会セクターには、私達のような非営利組織をはじめ、医療関係や行政なども含まれます。
「ただ単に企業のマネジメント手法を用いても非営利組織では、効果はもたらされない。」とする著者の冒頭の言葉には深く共感しました。
しかしながら、基本的な法則に大きな変わりはなく、社会セクターなりの解釈を考える本になっています。
経済セクターと社会セクターとのマネジメント手法の違いを確認しながら進んでいくので、それがまたおもしろかったです。
社会セクターにおける組織が優れた「偉大な組織」になるために何を心がけていかなくてはならないのか、また、何を考えなければならないのか、とても参考になりました。
これまでの「ビジョナリー・カンパニー」シリーズを読んでいたので、より理解を深めることができました。
たぶん、いきなりこの本を読むよりもこれまでのどちらか一冊を読んでからこの本を読むとわかりやすいと思います。
まだこの本は、著者のこれまでの蓄積と多数の事例から考えられたものであって、仮説段階ですが次回作の核となる話が書かれていたと思います。
(次回作がまだあるかわかりませんが・・・。)
最近、一般企業でバリバリ働いてから社会セクターに転職される方が増えていると聞きました。
そういった方には、考え方を転換するのに有益な一冊になると思います。


