2006年11月02日

「教師をめざす人のための青年心理学」

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教師をめざす人のための青年心理学
監修:齋藤憲司
編著:伊藤直樹
出版:学陽書房 (2006/04)

子どもの発達をめぐる心理に関する本は、たくさんありますが、その多くが児童期までの発達の本であるような気がします。
この本では、これまで入門書として取り上げられることの少なかった思春期・青年期にクローズアップしています。
厳密には定義しにくいのですが、だいたい中学生〜大学生くらいまでの世代についての話です。
「教師をめざす人のための」ということで随所に教師・教師にこれからなる人向けにこれまで学生相談などのカウンセリングに長きにわたって携わってきた先生方からのアドバイスが書かれていました。
心理学の専門用語は少なく、出てきたとしてもわかりやすい言葉で解説されているので 心理学のことを全く知らなくても十分理解できる本です。
教師を念頭に書かれている本ですが、親や子どもに関わる仕事をしている方が思春期の子どもを理解しようとする際にとても有用な本だと思います。
途中で青年期に関する様々な調査データや事例が入っていて、参考になりました。
調査データを追っていくと世間一般に言われる思春期とは異なる部分もあり、勉強になりました。
後半には、青年期特有の「こころの問題」(不適応症状)について代表的なものにふれられていて、「こころの問題」に関する予備知識を身につけることができました。
青年期の子ども達に関わるうえでの入門書として良い本です。
posted by 特定非営利活動(NPO)法人 夢職人 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 心 理
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