
社会起業家―社会責任ビジネスの新しい潮流
著者:斎藤 槙
出版:岩波書店 (2004/07)
題名は、こっちの方が難しそうですが、こちらの本の方がより広域な視点から描かれていてわかりやすかった気がします。
企業の社会責任(CSR)や社会責任投資(SRI)などの言葉が広く聞かれるようになり、単に収入を得るだけの起業家ではなく、社会的な課題の解決を同時に目指す起業家が注目を浴びています。
この本は、社会へ貢献する企業やNPOの実際の活動、NPOと企業とのパートナーシップなどを紹介しながら、アメリカや日本の社会起業家の生き方を紹介し、社会起業家の意義を考えていく本です。
この本のおもちろさは、社会起業家を生き方として取り上げている点です。
日本にある「働く」ことへのイメージをまさに一新されました。
「社会起業家から教わった生き方、働き方の10の極意」というのは、社会起業家ということを抜きにしても一人の人間として学ぶものがありました。
これまでの経済的利益至上主義の潮流ではなく、新しい潮流が生まれてきていることに深く感銘を受けました。
「ボランティア?食べていけないよ!慈善事業は金持ちがやることだろ〜!」という人がいますが、「そんなことはない!」ということがよくわかりました。
このような潮流が社会の状況を見ているときっと主流になってくる日がくると思います。
就職活動などで自分の人生の岐路に立っている方に、「こんな生き方もあるのか!」と読んでもらえたらと思います。




