
自立型地域コミュニティへの道
― 人口減少に負けない豊かで元気な地域をつくる ―
著者:地域コミュニティづくり研究会
国土交通省総合政策局事業総括調整官室
出版:ぎょうせい (2004/01)
この本では、「人が出会い、繋がり、融合しながら新しいコトを生み出したり、主体的にコミュニティの問題解決を図る」地域を自立的コミュニティと定義し、そんな自立型コミュニティづくりの様々なヒントを与えてくれる本です。
各章ごとに理論的な考え方、事例集、実施にあたってのヒントが記載されています。
理論的な話もとてもまとまっていて、自立型地域コミュニティに必要な要素の一つ一つわかりやすく紹介されています。
事例についてもただ単に集めて、載せているのではなく、全国から集めている事例をテーマごとに整理して手短に紹介をしていて、良かったです。
「多様な地域資源を生かした地域づくりの実施手法」、「人的支援・組織支援のあり方」、「市民と行政との連携」などなど豊富な事例が詰まっていて充実していました。
これまであまり縁のない話だったという方も「こんなおもしろい活動があるのか〜!」と楽しめる事例がたくさんあると思います。
特に“ソーシャルマーケティング”という視点は、社会起業家やNPOに関わっているのみならず、より良い地域をつくっていくうえで欠かせない視点だと思います。
最後に出てくる“資料編”では、平成14年度に開催された「地域づくりフリートークサロン」のまとめが掲載されています。
様々な地域から立場の異なる方々が一つのことを話し合うことで新たな視点が浮かびあがってくるおもしろさを感じることができました。
どんな議論があったのかもっと詳しく知りたいな〜!と思いました。




