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アマゾンのロングテールは、二度笑う
「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略
著者:鈴木 貴博
出版:講談社 (2006/10/19)
“Amazon”のビジネスモデルについて、コメントしている本だと思ったら、それは一部の章だけでした。むしろメインの話は、副題の話です。長年、コンサルティングの世界の最前線で活躍されてきた方です。今は、“百年コンサルティング”というユニークな名前の会社の社長さんです。主に経営戦略論というあまりなじみのない分野の本ですが、身近な例を取り上げなら一般の人向けに平易な言葉で書かれています。経済や経営に興味や関心のある中高生でも読めちゃうかもしれません。
経営戦略論とは、簡単に言うとどうすれば会社を生存力(寿命)を伸ばすための作戦のようなものです。この本がおもしろいのは、よく耳にする企業や一般論について、コンサルタントとしての視点から紐解いていく点です。「なぜ、イトーヨーカドーはダメになったのか?」、「なぜ、松下はマネシナクなったのか?」、「なぜ、小川直也はインリン様に負けたのか?」、「なぜ、外資系金融マンはBMWを買うのか?」、「なぜ、ウィンドウズには欠陥があるのか?」などなど章の題名を見るだけでも興味を持ちます。「会社の寿命は、30年!」という言われる時代にどのような考え方を持って、経営を考えるべきか、とても勉強になりました。進化論のダーウィンの「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」という言葉を思い起こさせる本でした。変化に柔軟であることは、これからも心がけていきたいです。


