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世界を変える人たち
社会起業家たちの勇気とアイデアの力
著者:David Bornstein
監修:井上 英之
翻訳:有賀 裕子
出版:ダイヤモンド社 (2007/2/17)
まずこの本を開くと 「この本に登場するのは、貧しい人に自分の財産を寄付した慈善家ではない。『困っている人を生み出している世の中』を変えてやろうと挑み、成功した人たちである。」という言葉と出会いました。社会を嘆き、批判することはたやすいことだけど、そこに立ち向かったいく人達がいる。もちろん、そこには大きな壁がいくつも立ちはだかっている。それでも確固たる信念で突き進み社会を変えている人達がこの社会にはいると思うだけで胸が熱くなります。
この本は、David Bornsteinさんの名著「How to Change the World: Social Entrepreneurs and the Power of New Ideas」をビジネス書の翻訳に多く携わっている有賀裕子さんが翻訳し、ETIC.フェロー/ETIC.ソーシャルベンチャーセンタープロデューサーの井上英之が監修した本です。登場する人達は、80年代から90年代にかけて事業をスタートさせた社会起業家の第一世代にあたる方々です。この方々は、社会貢献=慈善事業と考えられていた時代に大きな変化のうねりを生み出しました。あのナイチンゲールも社会起業家として位置づけられています。今では日本でも大きく広まった「チャイルド・ライン」がインドからはじまったものだったとは、驚かされました。貧しい村に電気を届けようとする人。知的障害の子ども達を支援する施設の設立に尽力する人。スラム街の子ども達を病気から守ろうとする人などなど様々な社会起業家の姿を描くだけではなく、「世界を変える組織の特徴」や「成功する社会起業家の資質」なども第2部で取り上げています。必ずこの分野の本では必ず取り上げられるアショカ財団の支援力にも注目です。社会起業家のバイブル的なこの本をぜひ、味わってみてください。




