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利益が上がる!NPOの経済学
著者:跡田 直澄
出版:集英社インターナショナル (2005/09) 
「NPOってボランティアなんでしょう?」、「NPOって利益をあげちゃいけないんでしょう?」という質問に何度答えてきたことだろうか。NPO関係者であれば、必ずされる質問だと思います。NPOは、確かに営利企業とは異なる部分があります。しかしながら、一定の収益を上げて、事業を運営していくという一連の流れに関しては、営利企業と変わりません。利益の使い道が問題なのです。どのNPOにも必ず理念があり、目指すミッションがあります。それを達成するには、一日、二日の活動では成しえることはできません。持続的かつ長期的に社会に働きかけ、大きな変化を生み出すうえで収益は欠かせないものです。 この本は、NPOを経営するうえで大切な経済学的なお話をとてもわかりやすく説明されていました。また、現代においてどのような分野で具体的にどのような活動をしていくことが良いかビジネス的な視点からも書かれていました。欧米では、もはや当たり前のことではあるのですが、日本では「社会貢献」=「無償」の先入観が強すぎて、NPOの運営が壁にぶつかり、解散していくケースも少なくないようです。近年、日本でもCSR(企業の社会的責任)やSRI(社会的責任投資)のような言葉が広く知られるようになり、大きな転換期にあると思います。NPOに関係している人、これから関わりたいと考えている方におすすめの入門書です。
posted by 特定非営利活動(NPO)法人 夢職人 at 00:32|
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