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いま、子どもの放課後はどうなっているのか
編集:深谷 昌志、高旗 正人、深谷 和子
出版:北大路書房 (2006/05)
この本は、日本子ども社会学会が中心となって2004年の冬と秋の2度に渡って実施された「子どもの放課後全国調査」の結果とそれに対する考察がまとめられたものです。子どもに関する調査は、これまで主にライフスタイル、生活価値規範意識、学校観・教師観に関するものが多く実施されてきました。しかしながら、子ども達の放課後について中心的に扱った実態調査はあまりおこなわれていません。放課後は、子ども達の生活を映し出すうえでとても重要な時間だと思います。
この調査は、小学5・6年生を対象に全国16地点で行われています。当然、季節や地域によって大きく影響を受けますのでその点についても細かく対応されています。近年、実施された子どもの調査の中でもとても貴重なデータが集められています。
調査の結果を読んでみて、子ども達のライフスタイルの実態についても様々な面で考えさせられましたが、特に「幸福感」に関する部分や仲間集団との関係性については、大変印象的でした。頭の中に思い描いていたものが整理された気がしました。普段、子ども達と接していて思うことと調査結果とが一致する部分がいくつかあり、大変勉強になりました。子どもに関わる活動をされている方には、ぜひ、一読いただきたい一冊です。




